go環境構築
インストール
Windows PC上にgo言語の開発環境を構築します。本ページの推奨環境として、無料のVSCodeを用います。
以下のページからVSCodeをダウンロードしてインストールしてください。
https://code.visualstudio.com/
続いて、golangのコンパイラをインストールします。
このあと、npmやpipのように、go言語のコマンドラインから色々とダウンロードする必要が出てきます。よって、会社で実行している場合などは、プロキシの設定を行っておいてください。
Windowsの場合は、コントロールパネルのシステムの詳細設定から、環境変数を設定して下さい。
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set http_proxy=http://<username>:<password>@<proxyserver>:8080/ set https_proxy=http://<username>:<password>@<proxyserver>:8080/ |
installが完了したら、拡張子が.goの空ファイルを作成して、VSCodeで開きます。すると、自動で、goのインストールを促すメッセージが出るので、インストールを押してください。この辺りがeclipseとは一味違うVSCodeの良さですね。
続いて、以下のコードを書いて、F5を押します。
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package main import "fmt" func main() { fmt.Println("Hello, world") } |
すると、VSCodeがまた、実行するのに不足ツールのインストールを聞いてくるため、install Allを押します。
これで、hello, worldが表示されることを確認してください。また、きちんとブレークポイントが貼れる事も確認して下さいね。
しかし、これだけでは、不十分です。忘れずに続けて以下のパッケージの設定を行ってください。
パッケージ
go言語で開発する場合、標準のパッケージは、環境変数 GOROOTで指定された場所(デフォルトであればインストール先のc:\go)に格納されています。しかし、開発ではそれ以外の様々なパッケージを使用することになると思います。
これらは、npmやpipのように、go getというコマンドでダウンロードしてくるのですが、このダウンロード先はGOPATHという環境変数で指定された場所になります。
本ページではGOPATHには”c:\go_path”を設定します。プロジェクト毎に切り替えたいなど、様々な要望が出てくれば、個別に設定も可能ですが、c:\goの隣に設定するぐらいの方が悩まなくて良いです。c:\goの中だとややこしくなるのでやめましょう。
コントロールパネルから、環境変数にGOPATH=c:\go_pathを追加してください。
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set GOPATH=c:\go_path |
設定が完了したらVSCodeを再起動しておきます。
するとまた、gopackのインストールが聞かれるので、install allを選択しておきます。そうすれば、以下のような役立つツールが自動的に先ほど設定したc:\go_path/binに保存されます。
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